イノベーティブ・ソリューションズ創業10周年:細江代表が語る過去、現在、そして未来

ITの活用で「人口減少社会に対応した生産性の向上」に取り組むイノベーティブ・ソリューションズ。当社では、製造・物流・ITのプロフェッショナルたちが活躍しています。
今回は代表取締役 細江へのインタビュー。
「着手しなければ…」と思いながらも取り組めていない実情・課題を、 “今までにない方法で解決に導く” それが、我々の掲げる“Innovative”です―――。
イノベーティブ・ソリューションズの社名に込められた思い、 未来へのビジョンなどを聞きました。
 
 

―――まずは、創業について伺います。

なぜイノベーティブ・ソリューションズを3人で立ち上げようと考えたのでしょうか。 1人だと、お客様に深く踏み込むことができません。 というもの1人で会社を設立すると、営業もコンサルティングも全て1人で対応しなければならなくなります。そうすると結局アドバイザーみたいになり、その場限りの喋りで稼ぐみたいになってしまうんですよね。
お客様の課題解決に向けて深入りできなければ、当然お客様にご満足頂けるようなサービスは提供できません。さらには、自身の達成感も低いまま。
会社を興すのであれば、ある程度組織化した状態がベストだ。 そんな思いや構想があり、横井、木下と共に3人でイノベーティブ・ソリューションズを立ち上げました。

―――社名にはどのような想いを込められたのでしょうか。

「着手しなければ…」と思いながらも取り組めていない実情・課題を、 “今までにない方法で解決に導く”それが、我々の掲げる“Innovative”です。
私たちは、最先端なソリューションの提供を掲げているわけではありません。 社名には「心のバイブルに革新をもたらしたい」そんな想いを込め、創業致しました。

―――では創業時は、どのようなコンセプトを掲げスタートしたのでしょうか。

創業当初、コンセプトを掲げるにあたって、私たちは“人口動態”に着眼しました。 人口動態を見る限り、今後の労働人口は相当数の減少が示唆されています。 労働人口の減少に伴い、生産性の向上がより注目され課題視されるようになるでしょう。
では、生産性を向上させるためには何が必要か―――? そのような話になった時、次はITや自動化などのテクノロジー技術が話題に上ります。
ただし、テクノロジー技術を活かすためには、業務プロセスを標準化させる力が必要です。実際に多くの開発現場では、業務プロセスを標準化する前に、課題ややりたいことをシステムの要件に反映してしまうことが多々あります。その結果、生産性の向上が阻害されてしまうケースも珍しくありません。 もし業務プロセスを標準化させる力があれば、業界や分野を越えて生産性の向上を実現させることができるでしょう。
“人口減少社会に対応した生産性の向上をITで可能にする” そんなコンセプトを掲げ、構造的な問題解決の実現に向け事業をスタートしました。

―――今年で創業10周年を迎えますが、創業時のコンセプトは変わらずに在り続けているのでしょうか。

そうですね。 創業当初に掲げた“ITを用い生産性の向上を実現する”というコンセプトは間違っていなかったと再確信しています。 というのも私たちは、海外のITベンダー企業様とのお付き合いを通じアメリアやウルグアイなどで開催されるセミナーやセッションに参加し、様々な情報をキャッチアップしています。やはり現地の情報からもDX化は世界中に浸透し、今後の社会において不可欠なものになりつつあると感じています。
DX化の進展は、当社にとって大きな追い風となりました。 今後はより一層訴求力を増しながら、事業を拡大していきたいと考えています。 ただそのためには、今の人数では現状達成が厳しいのも事実。自分たちだけで採用するだけでは限界もあるため、業務提携や資本提携も含め、私たちのコンセプトをソリューションに展開できるような仲間を増やしていきたいですね。
 

―――細江代表が思う、イノベーティブ・ソリューションズの魅力は何でしょうか。

一番は、オープンであり、いつでも挑戦できる環境があるところですね。 当社には、国籍・性別・入社歴問わず、自由に考えや意見を発言できるオープンな環境があります。
また何かに挑戦したいと考え手を挙げるメンバーに対しては、いつでも挑戦できる環境を用意しています。 中小企業のように小さな企業で能力を磨き続けてきた人は、大企業よりも組織の在り方を学べるチャンスが多分にあります。そのため、「独立する」という選択肢も取りやすくなるように思います。 場合によっては、会社に籍を置きながら独立・起業に挑戦することもできるでしょう。
私は、愛知県の株式会社 豊田自動織機に、120名ほどの同期と共に新卒入社しました。今年で65歳を迎えますが、現在も同社で現役勤務を続けている同期はたったの1名だけ。 もちろん、安定性の高い規模の大きな企業で働くのもキャリア選択の1つです。 しかし大企業の場合、いち従業員が関わることのできる企業活動は、ほんの数%です。得られる経験が限られてしまう点は、これからの社会において大きなリスクにもなり得るでしょう。
サラリーマンと経営者が持つマインドは、それぞれ全く異なります。その違いに気づき、挑戦したいと考えるのであれば、会社の中からチャレンジするのも1つなのかなと。 事業を興したいと思うのであれば、ぜひ社長になる気でチャレンジして欲しいですね。

―――『イノベーティブ・ソリューションズ』を一言で表すと、どのような言葉で表現しますか?

“やり遂げる会社”です。 私たちはお客様に3ヶ月単位でプロジェクトをご提案しています。3か月間のサービスごとに継続の有無を判断頂くことになるため、私たちとしてもそれなりのリスクを取ることになります。
また、私たちがお客様にご提示する単価は決して安価ではありません。 一方で、私たちのサービスを通じてお客様は単価以上の利益、想像を超える価値・成果を得られているとも言い換えることができます。
しかし、やり遂げなければ、お客様の想像を超えるような価値・成果をもたらすことはできません。当然、お客様からの評価も得られず、ご契約も終了してしまいます。
常にやり遂げる姿勢を持ち、お客様に想像を超える価値・成果をお届けする。 それがイノベーティブ・ソリューションズです。
 

―――イノベーティブ・ソリューションズでは、どのような方が活躍できると思いますか? 色々な角度から物事を捉え、柔軟に思考・行動できる方でしょうか。

ITに関わる方の多くが、仕事のことになると近視眼的になってしまったり、1つの物事だけを深く掘り下げて考えたりする傾向があります。1つの物事に固執し過ぎてしまうと、どんなに一生懸命に取り組んだとしても、物事は余計に進まなくなってしまうでしょう。
一生懸命に夜中の2時や3時まで取り組んだ仕事というのは、大概翌日になっても寝不足で進まないんですよね(笑)反対に夜8時ぐらいには就寝し、翌朝スッキリした気持ちで取り組んだほうが新しいアイデアが浮かんだりしてすぐ解決できたり、片付いたりするものです。
ただ闇雲に根性論にシフトするのではなく、柔軟に自身の生産性を高められる方であれば、ご活躍頂けるのではないかと思っています。

―――最後に、イノベーティブ・ソリューションズに興味を持っている方にメッセージをお願いします!

「挑戦したいと考えている人」「5年・10年先を見据え力を付けたい人」 ぜひ、そんな気概を持つ方にお越し頂きたいですね。
ノベーティブ・ソリューションズには、役員3名をはじめ、優れた技術者が在籍しています。また、技術者の市場価値を高められる技術・ノウハウにもたくさん触れられることでしょう。
私たちとしては、これまで培った技術・知識を惜しみなく提供していきたいと考えています。ぜひ当社で技術・知識を習得し、技術者としての自身の価値を高め輝かせてください。